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クルーズの定番モデル、ボトムズアップの「クォーターソーンリミテッド」が出荷となります。

今回は人気のブルーバーストに加え、新色のカプリオレンジも登場。
夏らしいカラーリングが、ディンキーシェイプのボディーによく合います。

 

「ところで、クオーターソーンって何?」

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という皆さんも多いと思いますのでご紹介します。

ボトムズアップ・クォーターソーンリミテッドは、ネック材に柾目(クォーターソーン)のメイプルを使用した、リミテッドモデルです。

柾目とは、材を切り出す前に、丸太状の材の中心に向かって挽いたときに現れる「年輪が平行な木目」の事を指します。
板目と比べると、原料の投入量から期待される生産量に対し、実際に得られた製品生産量の比率が悪く、コスト高になりますが、反りや収縮などの狂いが少ない事から家具は勿論、ハイエンド楽器のネック等に多く用いられています。

そういった事から、クォーターソーン材を使用すると、ギターの場合では逆ぞり・順ぞりの動きに強く、密度が高い材である為に音の立ち上がりが硬質でハッキリとしています。ネック自体の質量もあるので、音色面でも低域が十分にあり、明るくい鳴りも期待できます。
このシリーズでは、締まりのある音色のネックに合わせて、ネックシェイプに
クルーズ初期のスリムネックシェイプを採用しました。薄型のシェイプは手に良く馴染み、グリッピングスタイルから指を立てたクラシックスタイルまで、どのようなフォームでも素晴らしいプレイアビリティーを約束します。

サテンフィニッシュのさらりとした質感も好感触。勿論、グロスフィニッシュにはない明るい鳴り感もポイントです。

BLOG34そして、今回もハードウェアーパーツにはゴトーガットをセレクト。

オーセンティックなクルーソンスタイルでありながら、安定したチューニング・トルクを生み出すだけでなく、容易な弦交換が可能なSD-91 H.A.P-Mペグを採用。ヘッド側での理想的なテンションを生み出すハイト・アジャスタブル・ポスト(HAP)により、6弦から1弦側に向かって、ペグのポストに段差がついています。
これにより、各弦へのテンションバランスを調整します。
また、マグナムロックは特別な工具を用いずに弦をロックし、チューニングの安定にも一役買っています。

同じくゴトー製の510TS-FE1ブリッジは2点支持の台座に、スティールサドルを組み合わせています。BLOG33
プレス駒のヴィンテージタイプに比べ、音の立ち上がりにパワー感とサスティーンを加える、ボトムズアップの
定番スタイル。お好みでプレスサドルに交換するお客様もいらっしゃいますが、そういったカスタマイズにも対応いたします。

また、ボディーの裏蓋は配置されていませんが、これは「鳴り」のチューニングです。ギターアンプのキャビネットに「オープンバック/クローズドバック」という種類がありますが、それと同じ様な効果があります。

BLOG32オープンが良い・悪いと言う話では無く(コンボアンプとスタックアンプの良い悪いを討論する様なものですね)好みの問題かと思います。コンパクトなボディーのボトムズアップはオープンの方が広がりのある音色が期待でき、使い勝手が良いと思います。勿論、まれに裏パネルの取り付けをご希望のお客様もいらっしゃいますので、この辺りもお好みでお申し付け下さい。

ピックアップは好評のJAMES TYLERからセレクト。
今回入荷分は、アルニコ2マグネットを使用したJTS-2250シングルコイルをセレクト。

BLOG35シングルコイルらしい繊細なニュアンスが活きるピックアップをフロントとセンターに配置。
リアにはギャップを持たせて同じくタイラーのシャークやホットレトロ、カルフォルニアスペシャルと言ったミッドレンジにキャラがあるハムバッカーをセレクトしています。

合わせて、今回はポット類は250Kポットを採用しています。
この辺りの音の違いも是非チェックしていただくと、より一層面白いかと思います。

SSHのピックアップレイアウトに使用する場合、500Kポットはストレートでスムーズ。
250Kポットは若干のコンプレッション感を生む印象。今回はコンプ感が感じられます。

この辺りはポット交換でカスタマイズ可能なので既にボトムズアップを所有されている皆さんもお気軽にご相談下さい。 

使い勝手の良さだけでなく、トーンにこだわったボトムズアップ・クォータソーンシリーズ。

歌を邪魔しない、それでいて存在感のあるトーン。クルーズのスタンダードモデルの最新アップデートモデルであるボトムズアップクォーターソーンを是非取扱各店様でお試し下さい。

ボトムズアップ紹介ページ

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