ABOUT
Crews Maniac Sound

 

株式会社クルーズの代表吉岡喜久夫1970年代からミュージシャンとして活動し、75年から楽器に関する業務(輸入/販売/修理)に携わってきました。その過程で今では大変貴重なヴィンテージ楽器やアナログ機材、レコーディング機材、そして音響システムや当時最先端のデジタル製品も取り扱ってきました。吉岡が独立してスタートさせた株式会社クルーズは、82年にとても小規模なギターパーツを取扱う店舗から始まり、その店舗で日々行われたプロミュージシャンや楽器愛好家の皆さんとのコミュニケーション、また修理や調整に持ち込まれたギターやベースをセットアップしながら、ミュージシャンの為の楽器製作(いわゆるカスタムギターやエフェクタと言ったアウトボード関連)の必要性を感じ、楽器の製作をはじめました。その後、多くのミュージシャンの皆様に喜んでもらったのをきっかけに、同じ様にクオリティーの高い楽器を多くのエンドユーザーにも使用してもらいたいと感じる様になり、おかげさまで「クルーズマニアックサウンド」という楽器メーカーとして成長するまでになりました。


また、我々が運営するギターショップ「フーチーズ」が東京/渋谷に存在します。

フーチーズでは輸入楽器や80年代後半から90年代にかけては大規模なラックシステム、またペンザ・サー、ジェームス・タイラー、サドウスキーといったカスタムギター全盛期における非常に重要な楽器を取り扱い、時代の最前線を行く楽器を多く取り扱いました。エレクトリック以外にもマーティンやギブソン、さらにウィリアム・ラスキン等の多くのカスタム・アコースティック、ベネデットやバスカリーノといった貴重なフルアコースティックも取扱ってきました。余談ですが当時日本に入荷したポールーリードスミスのギターやジェームスタイラーのギターを初めて取扱ったのが世田谷区に店舗があった頃のフーチーズでした。PRSのドラゴン・シリーズ等、今となってはレアモデルとなり、値段が高騰してしまったものもあります。


クルーズの製品は一部のケースやアクセサリを除きギター、ベース、エフェクタ等を全て日本国内で製造しています。今や日本で生産される楽器のレベルは、80年代のそれとは比べ物にならない程に成長しました。昨今では海外のメジャーブランドが日本の楽器メーカー/工場へOEM(委託生産)を行う事も珍しくありません。

我々クルーズは自社工場を持っている訳ではありません。信頼のおける国内工場で「クルーズの基準」を理解した幅広い年齢層のビルダー達の手によってクルーズマニアックサウンドの製品は生産されます。また、エフェクター/楽器搭載のプリアンプ(ベース用TBC-1、SEC搭載ミッドブースター、アコースティック搭載のRA-02/Jr.等)は全て自社の専任スタッフが製作しています。

私たちは「今こういったギターが必要とされているだろう」というポイントや、「アンサンブルの中で存在する楽器の音」をイメージする事から楽器作りをスタートします。また同じく「新しいパーツでこういった音を狙ってみよう」「このピックアップで60年代のギターのアップデート・モデルを製作しよう」というアイディアから製作を進める事もあります。ですから「多くの皆さんが欲しい楽器では無いが、特定のスタイルのミュージシャンにとって必要な楽器」と、「非常にクラシックでスタンダードな楽器」その両方を製作/プロデュースしているブランドだと言えます。


ギターの先人達が「具現化し、成し遂げた偉業」、我々の仕事はその「次のレベル」からスタートしています。楽器に100%の完成というのは存在するのでしょうか?例えばヴィンテージの楽器は大変素晴らしいものですが、「100点満点の楽器」でしょうか?「もっとこうしたい」「もっと良くしたい」というポイントも多くありませんか?それを発展させて、新しい楽器を考えて行くのも我々の仕事です。50年前エレキギターが生まれた時代と同じ仕事をしている訳ではありません。しかし50年前の良い物は忘れずに残していかなければなりません。我々はヴィンテージの良さも最新機材の良さも理解しなければ、面白い楽器は生まれないと考えています。少し長くなりましたが、我々はそんなメーカーです。実際にはメーカーと店舗を合わせても5名程のスタッフしかいない小規模な会社ですが、世界中に自信を持ってクルーズの楽器を発信して行けるよう楽器製作に取り組んでいます。皆さんも是非どこかでクルーズの楽器に触れてみて下さい。